安心できる医療サービスを目指す

心の病は複雑で原因がひとつとは言えません。信頼できる医師にいつでも話を聞いてもらえる環境があれば安心ですね。
大垣市で心療内科・精神科を開院する、はぶクリニックの羽部仁院長は、岐阜県で二人しかいない「てんかんの専門医」でもあります。羽部院長にお話をお聞きしました。

はぶクリニック

〒503-0904
岐阜県大垣市桐ケ崎町五十八番地 モアビル二階
0584-47-9797
休診日: 木曜・土曜午後・日曜
http://habu-kokoro.com/index.html

―開院は?

平成二十四年四月です。防衛医科大学校を卒業後、松島、岐阜、浜松、自衛隊中央病院などで医師として自衛隊医療の現場に携わってきました。様々な悩みを抱える隊員たちと向き合い、カウンセリングのみならず、彼らの上司や家族とも熱心に面接することで職場復帰を支援してきました。この産業医の経験を生かして、地域の皆さまに貢献したいと思い、開院しました。

―すてきなロゴマークですね

羽部の羽をイメージし、患者、家族、クリニックの三つの羽が根っこで一緒になっているデザインです。「常に繋がっていますよ、いつでも来ていいのですよ」というメッセージを込めています。

―診療内容は?

うつ病、躁うつ病、統合失調症、神経症、不安障害、社会不安障害、不眠症、認知症、心身症、てんかんなどの心療内科,・精神科の分野です。

―診療方針は?

「来院される方の立場になって考え、診療すること」です。様々な悩みや不安、困難などを抱えた方々の環境との適応を院長が一緒に考え、解決方法を探すお手伝いをさせていただきます。

―開院に当たって工夫されたことは?

内装や家具類を白で統一しました。全ての方をあるがままの状態で受け入れますよという先入観なしの雰囲気にしたかったからです。飾りものは毎月替えて季節感を出し、待合室は、入ってほっとするアットホームな空間にしています。

―うつ病を防ぐには?

自分の体の異変に気づいた時は、まず睡眠を確保すること。そして仕事量を減らしたり休暇を取得するなど生活リズムのギアを入れ替えるなどのセルフケアが基本です。周りに「おや?」と思う人がいたら、上司も同僚も積極的に声をかけてください。

―電柱広告を何度も追加されています

開院時、宣伝は電柱広告のみでした。PRを目的に大型ショッピングセンター、駅周辺、ホテルなどの人が集まる場所を中心に三十本配置したところ反響があり、これはいい媒体だと思いました。一年ほどで経営が安定したので、次は、大垣に通じる道路で見通しがよく、渋滞が起きそうな場所=よく目につく所に、三本続けて掲出しました。担当の片桐さんは、当クリニックのニーズをわかった上で提案してくださったので、随分知名度が上がりました。